2018.08.10更新

性病の一つクラミジアとは

クラミジアとは性病の一つで、日本の性病の中で最も感染する人が多い性病として知られています。
感染者数は日本だけで約100万人とも言われています。

このクラミジアの原因はクラミジア・トラコマチスと呼ばれる細菌です。
クラミジアという名前の由来にもなっているこの細菌に感染すると、クラミジアを発症します。
クラミジアは感染しても薬によってクラミジア・トラコマチスを死滅させることが出来ますので、治療可能な性病です。

そもそもこのクラミジア・トラコマチスにはどのように感染するのでしょうか。
クラミジアは性行為によって感染する病気です。
空気感染することはなく、性行為以外で感染することは原則ありません。

性行為以外で感染する経路はディープキスです。
性器同士の接触だけでなく、咽喉にも感染してしまうので、ディープキスだけでなくや口を使ったオーラルセックスによっても感染することがあります。

クラミジアは残念ながら自然に死滅することはほぼありません。
そのため完治させるためには、抗生物質を服用する必要があります。
中には、クラミジアに感染したと同時に風邪を引いてしまい、風邪薬として服用した抗生物質がクラミジアを知らないうちに完治させていたということもあり得ます。

クラミジアは原則性行為を通じて感染しますので、恋人や夫婦での性行為がないのにも関わらず、感染した場合は、浮気を疑われてしまいます。
もちろん浮気をすることは良くありませんが、パートナーのためにも早めの治療が大切です。

クラミジアに感染している人と性行為をした場合、相手に感染する確率はなんと50パーセント以上という高い確率で感染してしまいます。
感染してしまうと、HIVなど現時点で治療法が見つかっていない他の性病への感染確率も高めてしまいますので、早めの治療が必要です。

正しい知識を付けて、感染しないように予防するだけでなく、自分が感染源にならないようにすることも大切です。

クラミジアに見られる諸症状

クラミジアの症状として特徴的なのが自覚症状に気が付かないという事が挙げられます。
無症状だと感染に気が付かないため、病院に行く機会がありません。
放置しておくと、大きな症状を招いてしまうこともありますので、クラミジアの症状が少しでも出たら、すぐに病院に行くようにしましょう。

女性の方が男性に比べて無症状の方が多く、男性の場合はクラミジアに感染してから1週間から2週間経つと、おしっこするときに痛みを感じます。
一方で女性の場合は痛みを感じる神経がない子宮頚管部粘膜が感染するため、無症状なのです。

痛みがなくても、おりものが増えたりおりものの臭いがいつもと違う臭いだったりしたら、クラミジアを疑った方が良いかもしれません。
また、性交痛や性器や尿道にかゆみを感じる場合もクラミジアの症状です。

クラミジアを治療せずに放置してしまうと、子宮内膜炎、卵管炎、腹膜炎へと進行していきます。
さらに進行してしまうと、不妊症や流産や生理痛と言った合併症も引き起こす可能性もあります。
男性の場合は、進行すると副睾丸炎を発症することさえあります。
睾丸が睾丸よりも腫れてしまったら、かなり進行している状況と言えるでしょう。
しかし女性に比べると、身体的な影響は大きくありません。

潜伏期間は男性の場合は1週間前後ですが、女性の場合は2週間前後と男性より1週間も長く、無症状の場合が多いため、気付かないことがほとんどです。
しかしながら、身体的な影響は女性の方が多く受けてしまいますので、疑われることがあれば、検査をするようにしましょう。

進行してしまうと数か月の治療期間が必要になる場合もありますので、早めに発見して早めに治療することが大切です。