2018.10.10更新

トリコモナスの症状とは

性病の1つにトリコモナスという病気があります。
一般的に症状が出やすいのは男性よりも女性の方だと言われていて、陰部に痛みを生じたり、陰部が過敏になってしまったりするのが特徴です。
陰部を気にする女性痛みに加えて、生臭さのある黄緑色のおりものが出てくるため、トリコモナスの症状が出ているかどうかは分かりやすいといえます。
ただし、おりもの・痛みがあるだけでトリコモナスだと断定することはできません。
陰部に違和感を覚えたときは、早めに専門医による検査を受けることが大切です。

女性の場合、トリコモナスの症状で見られるのは生臭いおりものですが、その量は人によって異なります。
したがって、分泌量が少ないからといってトリコモナスの症状が出ていないとは限らないのです。
陰部が過敏になることもあり、この場合は性交時に痛みが出てくることがあります。
性交が原因の痛みなのか、トリコモナスの症状なのかを正しく判断しないと、症状に気づくのが遅れてしまい、いつまでも治すことができません。

痛みなどの具体的な自覚症状が出ていれば、早い段階で治療を始めることができるのですが、トリコモナスは自覚症状を伴わないケースも少なくありません。
また、感染源となるのはトリコモナス虫菌なのですが、いつの時点で感染したのか自分では気づかないことも多いです。
性病にはさまざまな種類がありますが、その中では比較的よく知られている症状なので、疑わしいときは早めに産婦人科を受診することが大切だといえます。

感染していることに気づくのが遅れると、性交でパートナーにもうつしてしまうピンポン感染のリスクが高まるため注意が必要です。
男性がトリコモナスに感染した場合も、女性と同じように自覚症状がないことが多々あります。
ただし、普段は痛み・違和感などが出ていなくても、排尿時の違和感・痛みなどがあることで気づく男性もいます。
男女ともに、排尿に影響が出てくるのもトリコモナスの特徴の1つです。

トリコモナスに効果があるフラジール

トリコモナスの症状はよく知られているものですが、放っておいても自然に治癒することは基本的にありません。
違和感・痛みがほとんどないからといって、自然治癒を期待するのは禁物です。
しっかりと対処すれば、早い段階で症状を改善させることができます。
トリコモナスの治療をするときはフラジールという薬を使うのが一般的で、原虫症や細菌感染症の治療に効果を発揮します。
もちろん、高い効果が期待できる薬だからこそ、副作用が生じるリスクもあることに注意が必要です。

自己判断で安易にフラジールを用いるのは避けて、産婦人科などで専門医のアドバイスを受けることが欠かせません。
フラジールに含まれている主な成分はメトロニダゾールです。
メトロニダゾールは、男女どちらのトリコモナスにも効果が期待できるため、治療で多く用いられています。
どのような薬にも共通することですが、使用方法を間違えないことが何よりも重要です。
使用方法に気をつけて服用することで、副作用が生じる危険を低減させることができます。

トリコモナスを治すためにフラジールを服用する期間は、一般的に7日から10日ほどです。
ただし、はっきりとした効果が出てくるまでの期間には個人差があるため、10日服用すれば絶対に改善するとは限りません。
7日前後で症状が改善するというのはあくまでも目安なのです。
フラジールは200mgと400mgの2種類があります。
服用する回数は200mgの場合で1日3回、400mgの場合で1日2回です。
どちらも1回1錠なので、注意しなければなりません。

副作用の危険性が高いわけではないものの、血液疾患・肝臓障害・脳腫瘍などの症状がある人は慎重に服用する必要があります。
主治医の判断に従うことが原則です。